働き方改革推進支援 事例報告書

厚生労働省の令和7年度 働き方改革推進支援助成金(団体推進コース)を活用して実施しました、支援事例を報告いたします。

展示会出展を活用した販路拡大支援

四国銀行様と連携し、東京ビッグサイトで開催された展示商談会「地方銀行フードセレクション」へ香美市から事業者3社が出展しました。この出展を通じ、商品サービスの認知度向上と販路拡大による収益改善を促進し、雇用の創出、労働環境の改善に繋げることを目的としています。

商談会名称:地方銀行フードセレクション2025
開催日:令和7年11月13日・14日
場所:東京ビッグサイト
来場者バイヤー:11,362名(13日5,530名、14日5,832名)
出展者数:1,080社(うち香美市から3社)

【出展効果】
 会場内では日本全国から1000社を超える飲食品関係事業者が出展しており、各ブースではノボリや暖簾、ポスターなど個性を出した広報物、香美市ブースでは会社PR動画をiPadで流すなど、来場バイヤーへの訴求性を高めていました。出展各社、試食・試飲を含め名刺交換や商品サービスの説明、商品ロットや価格など具体的な商談を進め、3社合計で、名刺交換数208枚、商談件数184件となり、会期後に具体的に取引が始まった事例や、商談継続中の案件など、それぞれの事業者が新たな販路開拓、販路拡大、商品サービスの認知度向上に繋がりました。
 また、バイヤーとの商談では、商品構成、ロット、物流、価格など多くの課題も分かり、今後の商品開発や提供方法について対応しなければなりません。課題解決の方法としては、新たな営業担当や製造担当の新規雇用・配置転換、製造能力強化を目指した省力化設備の導入(労働環境の改善)などが考えられます。しかし事業者では賃上げによるコスト増に加え物価高の影響で利益の確保が難しくなり、特に小規模事業者には厳しい状況です。一方で労働者不足も切実な課題であり、外国人労働者の雇用も視野にいれるほか、職場施設・設備の環境改善や、より良い雇用条件の提示などで労働力の確保が事業継続には求められます。
 今回の展示会出展後、各社とも継続的な商談も行っており、販路拡大や受注増加はこれからとなりますが、各社とも商品サービスの認知度向上は確実に進み、販路拡大に向けた課題解決を行うことで販売増加に繋がり、あわせて労働環境の整備や雇用条件の向上、新規雇用の創出に期待ができると考えられます。

社会保険労務士による個別相談会

働き方改革、賃金引き上げ、労働関係法律の改正は毎年のように行われており、事業主として法律や政策・制度に遵守した適切な雇用環境を整える労力は大きな負担となると考えられます。そこで、当商工会では香美市内の4名の社会保険労務士を招聘し、事業主の皆様の労務環境の課題解決のための個別相談会を開催いたしました。残念ながら問い合わせ、申込が少なく予定日数より少ない開催となりましたが、今後も社会保険労務士の専門家派遣を行いますので、就業規則や労使協定、雇用環境改善、労働関係助成金など相談事項がありましたら、商工会までお気軽にご連絡ください。

相談会開催日:令和7年10月6日、9日、11月5日、7日
場所:香美市商工会館 (11月5日のみ香美市商工会香北支所)
相談事業者:6事業者

【相談内容の概要】
・最低賃金の確認方法(年間休日数の確認、計算方法)
・就業規則の確認
・1年単位の変形労働時間制について
・1週間の所定労働時間の考え方について
・年次有給休暇について(付与日数の考え方、年5日の義務化、基準日の決め方ほか)
・パート従業員の雇用管理(就業規則の必要性、年次有給休暇など)
・36協定について ・アルバイトの労災(業務災害・通勤災害)について

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